×

ニュルン清武“移籍凍結” 継続路線でW杯に照準

[ 2013年7月9日 06:00 ]

郡山市で行われたサッカー教室でボレーシュートを披露する清武

 日本代表MF清武弘嗣(23)が、来季もニュルンベルクに残留することが決定的となった。プレミアリーグのアストンビラが800万~1000万ユーロ(約10億4000万~13億円)で獲得オファーを出し、チームが断ったとドイツ紙で報じられていたが、清武サイドも残留の方向で意思は固まっているという。

 背景にあるのは来年のW杯ブラジル大会だ。コンフェデ杯では初戦のブラジル戦に51分間出場しただけ。見せ場をつくれず大会後には「チームあっての個人だけど、個の技術を伸ばしていかないといけない」と話した。ニュルンベルクとの契約は残り2年プラス1年のオプション。しかし、W杯の結果次第では、アストンビラ以上の強豪からオファーが届く可能性もあり、C大阪の先輩でもあるMF香川(マンチェスターU)のように、ドイツからビッグクラブへの移籍も現実味を帯びてくる。

 ≪郡山市でサッカー教室≫清武は8日、福島県郡山市の小学校で児童77人相手にサッカー教室を開催した。自らが希望して初めての被災地訪問が実現。児童からは激励メッセージ入りのサッカーボールをプレゼントされ、「ここに来られて良かった。元気をもらいました。みんなが元気になるように、もっと活躍したい」と気持ちを新たにした。

続きを表示

2013年7月9日のニュース