マンＵ　ギグスが選手兼任コーチに就任「とても光栄だ」

プレイングコーチに就任することを発表したマンチェスターＵのギグス

　イングランド１部、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは４日、ＭＦライアン・ギグス（３９）がプレーイングコーチに就任すると公式サイトで発表した。

　デビッド・モイーズ監督はこの契約に対し「ライアンがこの提案を受け入れてくれてうれしく思う。長年にわたる彼の経験と能力は、現代サッカー対する特別な知見を彼に与えた。彼のキャリアは野心のある若い選手にとって良い例だし、コーチという役割は彼にとっても選手たちにとっても有益なものになるだろう」と語った。

　一方、来季から新たな役割を担うことになったギグスは「プレーイングコーチに任命され、とても光栄だ。私がこれまでに選手として、マンチェスター・ユナイテッドファミリーとして得た経験を生かしたい。コーチの試験を受けていたのは隠していないし、これが私の将来にとって第一歩となると思う。デイビットとチームとともに働くのをとても楽しみにしているよ」と新シーズンへの意気込みを新たにした。

　なお、マンチェスターＵとギグスは今年３月、２０１４年６月までの契約延長を結んでおり、少なくとも１年間は選手業とコーチ業を兼任する見通しだ。