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試合中に救急搬送 広島GK増田、1カ月半ぶりピッチで勇敢プレー

[ 2013年6月24日 10:06 ]

<広島・柏>ホームで柏に敗れ、肩を落とす広島イレブン

ナビスコ杯準々決勝第1戦 広島1―2柏

(6月24日 Eスタ)
 悔しさが募る復帰戦となった。5月6日の大宮戦で相手FWと激突して脳しんとうを起こし、救急搬送された広島GK増田が、同戦以来の公式戦出場。ケガの影響を感じさせない勇敢なプレーを見せたものの、柏の攻撃陣に2点を奪われ、ホームで痛い黒星を喫した。
 サポーターから温かい拍手で迎えられ「自分は幸せだと感じた。緊張はなかった」と1カ月半ぶりのピッチでも1対1を2度セーブするなど、堂々のパフォーマンス。それでも、決勝点となった2失点目のクロスへの対応を誤ったことに「自分の判断ミス。勝利で恩返しをしたかったので残念です」と唇をかんだ。

 4強進出には30日の次戦で、2点以上を奪っての勝利が条件。状況は厳しくても、苦しみを乗り越えた背番号13は「もっと練習して、しっかりと準備する」と前を向いた。

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2013年6月24日のニュース