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フィルムあった!日本 伝説のメキシコ五輪銅メダル試合 8月に初放送

[ 2013年6月19日 19:42 ]

メキシコ五輪サッカー3位決定戦で、先制点を挙げた釜本邦茂(後方右)=1968年10月24日、アステカ競技場

 1968年に開催されたメキシコ五輪で、サッカー男子の日本代表が銅メダルを獲得した3位決定戦の映像がメキシコの放送局に保管されていたことが19日、NHKの調査で分かった。これまで、試合全体の映像は存在しないとされていた。NHKは8月24日午後1時から終了まで同試合の放送を決めた。

 当時、NHKは同試合の一部を放送しただけで、試合全体を放送したことはなかった。NHKは今年3月、メキシコの民間放送局「テレビサ」の倉庫に、試合の映像を収めた2インチのカラーフィルム(約90分)が保管されていることを、現地のコーディネーターを通じて確認した。

 同試合は、日本が地元メキシコを2―0で破り、五輪男子サッカー唯一のメダルとなる銅メダルを獲得した。

 8月に放送する番組のタイトルは「伝説の名勝負 栄光の銅メダル~日本男子サッカーはここから始まった」。ゴールを決めた釜本邦茂さんらが出演。当時の秘話を交えながら試合を振り返るという。

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2013年6月19日のニュース