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ザック監督、イタリア国歌は歌わない「代表を任せてくれた国への礼儀」

[ 2013年6月19日 10:21 ]

イタリア戦に向けて会見するザッケローニ監督

コンフェデ杯1次リーグA組 日本―イタリア

(6月19日 ブラジル・レシフェ)
 準決勝進出へ後がない状況で母国イタリアと戦うザッケローニ監督は、冷静かつ強気な口調で話した。

 ―初戦で岡崎(シュツットガルト)をワントップで起用したような戦術変更はあるか。

 「岡崎と清武(ニュルンベルク)に関しては、あくまでブラジル対策だった。全く異なった試合になるので、違う方策を用意する。ただ日本の特長を生かすことが前提で、無理なことはしない。選手が開幕戦のように消極的にならず、普段通りにプレーしてくれればいい。勝負は挑む」

 ―母国との対戦だ。

 「チームにとっては単に一つの試合だが、当然私にとってそうではない。監督業を始めたころは、母国と対戦することがあるとは考えもしなかった。ただし代表チームを任せてくれた国への礼儀としてイタリア国歌を歌うべきではないと思う」

 ―勝てると思うか。

 「イタリアの方が強いが、強敵も調子が悪い日はある。そこで勝機を引き寄せる準備をしなければならない」(共同)

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2013年6月19日のニュース