ガンバで魅せて代表復帰だ！宇佐美、チーム練習合流

ロチャ（左）とともに入団会見を行う宇佐美

　期限付き移籍していたドイツ１部ホッフェンハイムへからＪ２Ｇ大阪に復帰したＭＦ宇佐美貴史（２１）が１８日、大阪府吹田市内でのチーム練習に合流した。背番号３９の真新しい練習着で、軽快な動きを披露。チームのＪ１昇格と、日本代表復帰へ向けて、力強い言葉で意気込みを語った。

　ガンバ愛を形で示し代表に返り咲く。ドイツなど複数のクラブからオファーがあった中で、古巣復帰を選択した宇佐美は「ガンバには１００％の愛情がある。Ｊ１だろうがＪ２だろうが、その下のカテゴリーだろうが関係なかった」とジュニアユース時代から育ててくれたチームへの愛着を強調。昨年１１月以来のＡ代表復帰を視野に入れた決断だったことも明かし「海外でもこっちでも、圧倒的な結果を残せば呼ばれる」と代表級の活躍を誓った。

　１１年夏から過ごしたドイツでの２年間は出場機会に恵まれず苦しんだ。「自分を奮い立たせるのに十分すぎるほどの悔しさを味わった。これを糧にしないと、何のために行ったのか分からない」と言葉に力をこめた。

　すでに今月上旬から自主トレを開始。部分合流とはいえ、初練習を終えて「知っている選手も多いし、自然と入れた」と手応えを表した。背番号は「自分のラッキーナンバーは３。３３は空いてなかったので３と３＋３＋３で」と３９に決定。“至宝”と評された２１歳の天才ＭＦは「ガンバの新しい歴史をつくっていかないといけない。その中心にいられるように頑張りたい」と前を見つめた。