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日本、完敗ショック色濃く…香川、遠藤ら疲労回復図る

[ 2013年6月17日 08:05 ]

ブラジル戦翌日の練習で遠藤(右)と話をするザッケローニ監督(左)

 サッカーのコンフェデレーションズカップでブラジルとの開幕戦に0―3で完敗した日本は一夜明けた16日、ブラジリア近郊で約1時間半の練習を行い、香川(マンチェスター・ユナイテッド)や遠藤(G大阪)ら出場時間が長かった選手は軽いランニングなどで疲労回復を図った。

 全体練習がほぼ終わると、ザッケローニ監督が遠藤を呼び寄せ、身ぶり手ぶりを交えながら熱心に意見交換を始めた。約25分間という異例の長さで、遠藤は「戦術的なこと。ピッチの中でやっている選手が感じることもあるし、監督には監督の意見もある」と、攻撃的な姿勢に乏しかったブラジル戦についての話だったことを明かした。同監督は、その後に香川とも約5分間話し込んだ。

 練習中には香川と長友(インテル・ミラノ)が真剣な表情でやりとりする姿も見られた。指揮官だけでなく、チーム全体に敗戦のショックは色濃く残る。遠藤は「今までやってきたことが何も出せなかった。もう一回、監督と意見をすり合わせてやっていければ」と、気持ちを切り替えるように言った。

 日本は19日(日本時間20日)に1次リーグ第2戦で昨年の欧州選手権準優勝のイタリアと対戦する。

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