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地元記者が見たザックジャパン W杯優勝「無理」

[ 2013年6月17日 06:00 ]

<ブラジル・日本>敗戦に悔しそうな表情を見せる香川(中央)

コンフェデ杯1次リーグA組 日本0―3ブラジル

(6月15日 ブラジリア)
 試合直後、8人のブラジル人記者に日本の印象を聞いた。

 その多くが課題に挙げたのはやはり個の力の差。ゼロオーラ紙のオリベール記者は「日本はチームとしては悪くないが、個人戦で負けた」と指摘。また守備を問題とする声も多く、エスタド・ジ・サンパウロ紙のバルセッチ記者が「穴だらけ」と酷評すれば、ジャーナリストのヒモリ氏は「ネイマールらに自由を与えすぎた」とマークの甘さを挙げた。

 本田らが目標に掲げる14年W杯での優勝については、全員が「無理」と回答。その理由としてエスタド・ジ・サンパウロ紙のプロスペリ記者が挙げたのは点取り屋がいないことで「ブラジルも優勝した時はロマーリオ、ロナウドら優秀なFWがいた」。グロボテレビのカノーニコ記者は「抽選次第で16強はあり得る」と言うように1次リーグ突破が大方の予想だった。

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2013年6月17日のニュース