スペイン圧倒的強さ！Ｕ―２１欧州選手権、連覇王手

＜Ｕ―２１欧州選手権・スペイン３―０ノルウェー＞決勝進出を果たしたスペイン代表

Ｕ―２１欧州選手権準決勝

（6月15日）
　イスラエルで行われているＵ―２１欧州選手権は１５日、準決勝の２試合が行われ、スペインはノルウェーを３―０で、イタリアはオランダを１―０で下し、決勝進出を果たした。決勝は１７日に行われ、スペインは２大会連続４回目、イタリアは５大会ぶり６回目の優勝を狙う。

　１次リーグＢ組を３連勝で首位通過を果たしたスペインは、試合開始からボールを支配し、Ａ組２位ノルウェーを圧倒。なかなか決定機をものにできなかったが、前半ロスタイムにショートコーナーから、最後はＦＷロドリゴ（ベンフィカ）が決めて先制。

　後半も主導権を握ると、同４２分ＭＦイスコ（マラガ）が加点し、同ロスタイムにはＦＷモラタ（Ｒマドリード）の４試合連続となるダメ押し弾で圧勝した。ノルウェーはシュート２４本を打たれるなど、防戦一方で完敗。

　１次リーグＡ組首位のイタリアは、後半３４分にＦＷボリーニ（リバプール）の決めたゴールを守り切って、下馬評を覆してＢ組２位オランダを撃破した。

　隔年で開催される同大会は、２３歳以下の代表チーム（予選開始時点で２１歳以下）で争われ、予選を勝ち抜いた７カ国と開催国の８カ国が出場。２組に分かれて総当たり戦で１次リーグを行い、各組上位２チームが決勝トーナネントに進む。