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世界トップとの差実感…長友「変わっていない。むしろ広がっている」

[ 2013年6月16日 08:27 ]

<日本・ブラジル>3失点で完敗し、がっくりと引き上げる香川(左)と長友

コンフェデ杯1次リーグA組 日本0―3ブラジル

(6月15日 ブラジリア)
 開幕戦で0―3で完敗。ブラジルに力の差を見せつけられたDF長友(インテル・ミラノ)は試合後、「悔しい気持ちを通り越している」と歯がゆい思いを表現した。

 昨年10月の親善試合では0―4で惨敗。当時は「カウンターのスピード、精度は思った以上だった」と王国に脱帽していた長友だったが、8カ月を経てもその差は縮まらなかった。「中学生とプロ。何も変わっていない。むしろ(差は)広がっている」。8カ月の間に世界最速でW杯切符を獲得し、選手個々でも成長していたはずだったが、ブラジルとの差が予想以上に大きいことを思い知らされた。

 今月4日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦後には「本気でW杯優勝を狙ってます」とサポーターの前で宣言したが、この日は「W杯優勝とか言っているけど、腹を抱えて笑われる」と自嘲。「これが本当の、世界のトップの力」と世界を実感しながらも、1年後の本番へ向けて前を向いた。

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