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メッシ、マラドーナ超え!国際Aマッチ35得点

[ 2013年6月16日 06:00 ]

<グアテマラ・アルゼンチン>3得点1アシストの活躍をみせたメッシ

親善試合 グアテマラ0―4アルゼンチン

(6月14日)
 アルゼンチンは14日、敵地で行われたグアテマラとの親善試合を4―0で制し、3得点したFWリオネル・メッシ(25=バルセロナ)が国際Aマッチ通算35得点とし、33得点で同国歴代3位だったディエゴ・マラドーナ氏(52)のゴール数を超えた。

 メッシがマラドーナを一気に抜き去った。前半13分に鋭いロングシュートによる先制点で先輩スターの国際Aマッチ得点記録に並ぶと、同39分にPKで加点。後半4分のダメ押し弾で代表3度目のハットトリックを達成し、同国歴代2位のクレスポと35得点で並んだ。

それでも、世界が注目したマラドーナ超えについては「あまり重要なことではない。大事なのはこの試合をいい形で終えられたこと」と淡々と話した。

 国際Aマッチは33得点だったマラドーナだが、世界選抜との対戦を含めた代表通算得点は34。この日のメッシが2得点で通算34得点にとどまれば解釈の違いで“マラドーナ超え”に異論を唱えられる可能性もあったが、文句のつけようがない領域まで数字を伸ばした。

 右太腿負傷から復帰して迎えたW杯南米予選2試合は途中出場で不発。首位を守ったものの、いずれも引き分けに終わっていた。スペインでは脱税疑惑も報じられていただけに、ため込んでいた不満を吹き飛ばすようにピッチで暴れ回った。次のターゲットとなる代表歴代1位はバティストゥータの56得点。挑戦はさらに続く。

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2013年6月16日のニュース