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右太腿痛の本田 コンフェデ杯は70分限定起用へ

[ 2013年6月12日 06:00 ]

<イラク・日本>香川とハイタッチする本田(左から2人目)

W杯アジア最終予選B組 日本1―0イラク

(6月11日 ドーハ)
 右太腿痛を抱えるMF本田圭佑は先発から外れ、ベンチで戦況を見守った。前半40分には右手でベンチを叩くなど試合内容に不満の表情を浮かべ、前半終了時には審判に抗議する場面もあった。

  アルベルト・ザッケローニ監督(60)は15日(日本時間16日)に開幕するコンフェデ杯で本田を時間限定で起用する方針を打ち出した。1次リーグは8日間で3試合の強行日程。無理をさせれば再離脱の可能性もあるだけに1試合70分前後の起用がメドになる見通しだ。

 指揮官はコンフェデ杯での本田の起用法について「最近は試合に多く出ていないのでコントロールしないといけない。限られた時間の中でどれだけクオリティーの高い使い方をするか」と説明した。本田は11年9月の右膝半月板の手術以降、度重なるケガに苦しんできた。今月4日のオーストラリア戦には間に合わせたが、その後は別メニュー調整を続けている。

 とはいえ、抜群のキープ力で前線にタメをつくれる本田は日本の生命線。本田は1日のロシア杯決勝アンジ・マハチカラ戦に後半21分まで出場。中2日のオーストラリア戦で問題なくプレーしたことを踏まえて、およそ70分の時間が導き出された。

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