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決勝ゴールも岡崎「まだまだアジアを圧倒できていない」

[ 2013年6月12日 01:49 ]

<日本・イラク>後半、決勝ゴールを決め、遠藤(7)とタッチを交わす岡崎

W杯アジア最終予選B組 日本1―0イラク

(6月11日 ドーハ)
 このままでは、“ドーハの悲劇”を払拭することができない。そんな土壇場で、岡崎が千金の決勝ゴールを決めた。

 0―0で迎えた後半44分、ドリブルで駆け上がった岡崎は、左の遠藤へパス。遠藤が相手DFを引きつけ、絶妙のリターンパスを受けると、倒れ込みながらも代表通算33点目。となるゴールを冷静に流し込んだ。

 「やっぱり勝ちが欲しかったんで。ヤットさん(遠藤)からいいボールが来た。来ると思っていたし、信じていました。決められてよかった」。気温36度の酷暑の中戦い抜いた岡崎は、笑顔を見せた。この日はキャプテンを務めた遠藤も「自分が打ってもよかったと思うが、より得点の確率が高い方を選んだ」と語った。

 W杯の予選はB組1位で終了したが、この後は15日(日本時間16日)に開幕するコンフェデ杯、そして来年のW杯本番が待っている。岡崎は「まだまだアジアを圧倒できていない。残り1年、死に物狂いでやりたい」と語れば遠藤も「次はコンフェデレーションズカップ。そこでチームとしていい戦い方をしたい」と力を込めていた。

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