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中国メディアは5大会連続出場を評価「日本サッカーに学べ」 

[ 2013年6月5日 10:57 ]

 中国メディアは5日、日本代表が2014年のサッカー・ワールドカップ(W杯)出場を決めたことについて「日本がまた一番乗り」「中国は日本のサッカーを学ぶべきだ」などと報じた。

 大手ポータルサイト「捜狐(ソウフ)」のニュースサイトでは、日本代表が3大会続けて世界で最も早く予選突破したことを評価し、「なぜいつも日本なのか」と羨望を交えながら伝えた。

 中国紙、新京報は「日本サッカーを学べとの呼び掛けを単なるスローガンにしてはならない」と題する記事で、日本が20年前にW杯初出場を逃した「ドーハの悲劇」以降、W杯出場という目標に向かって若い人材の育成など努力を重ねてきたと分析。

 「たとえ道を誤って壁にぶつかっても復活する。これが日本サッカー選手の特有の性質だ」と称賛し、「これまで日本サッカーが何をしてきたのかを詳しく研究する必要がある」と指摘した。

 中国でサッカーは人気の高いスポーツだが、国際試合での成績は低迷気味。短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「日本サッカーの実力に比べて中国は10年も20年も遅れている」と両国を比較する書き込みが目立っている。(共同)

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2013年6月5日のニュース