Ｃ大阪・柿谷　浦和と初戦「優勝目指す」ハードワークだ

ナビスコ杯決勝トーナメントで対戦の決まった浦和・鈴木（左）とＣ大阪・柿谷が握手

ナビスコ杯決勝トーナメント Ｃ大阪―浦和

　ナビスコ杯決勝トーナメントの組み合わせ抽選が３０日に都内で行われ、ＡＣＬ出場のため予選リーグを免除された広島、仙台、浦和、柏の４クラブと予選リーグを突破した合計８クラブが参加した。

　ナビスコ杯とＪ１で合計１２得点と絶好調のＭＦ柿谷を擁するＣ大阪は浦和との対戦が決定。柿谷は「うちは何もタイトルがないので優勝を目指してやっている」と初タイトルを目標に掲げた。

　浦和と対戦が決まって苦笑した柿谷。「ＤＦラインからのボール回しやドリブル、出ている選手が全員うまい」とＪ１で２位と好調の相手を警戒したが、勝利への意気込みは揺るがない。課題と言われた守備でも成長の跡を見せる２３歳は「しんどいけど前線から守備をして勝ってこそ意味がある。誰かがさぼればやられる」とハードワークによる難敵撃破を誓った。