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神戸まさか…19位に黒星 鳥取の全員守備崩せず

[ 2013年5月27日 06:00 ]

J2第16節 神戸0―1鳥取

(5月26日 ノエスタ)
 神戸が今季初めてJ2サッカーの洗礼を浴びた。全員で守備を固める鳥取を攻めあぐねるうちに前半34分にたった1度の決定機を決められ失点。その後はミスして速攻を食らう悪循環を繰り返し、後半19分に岩波が2枚目の警告で退場してからは反撃力も半減した。

 これまでの2敗は京都と東京VというJ1経験チームだったが、今回は12試合も勝利のない19位相手。ポポは「相手を甘く見たかもしれない。自分たちはこういう相手にどう戦うかの対策を知らない」と天を仰いだ。

 単なる油断や不運で片付けるわけにはいかない。開幕から16試合を通して確立できた攻撃パターンは、J2では規格外の身体能力を誇る田代にロングボールを放り込むだけ。「攻撃のバリエーションが足りない」と安達監督も認めるように、今後も同じ過ちを繰り返す可能性は秘めている。最大目標である昇格とその先にあるJ1での躍進を目指すためにも現状を打破する必要がある。

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2013年5月27日のニュース