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浦和史上初2戦連続6発!!原口2戦連発が口火

[ 2013年5月27日 06:00 ]

<柏・浦和>後半18分、この日2点目のゴールを決め喜ぶ浦和・柏木(右)

J1第13節 柏2―6浦和

(5月26日 国立)
 国立競技場で柏―浦和のJ1第13節1試合が開催され、浦和がFW原口元気(22)の得点などで6―2で圧勝した。浦和は3連勝で暫定3位をキープ。代表に初選出された柏FW工藤壮人(23)は不発に終わった。

 赤い悪魔が記録づくめの圧勝を飾った。前節・鳥栖戦から2試合連続6得点。過去J1リーグで2試合連続6得点以上は98年・磐田(2回)、06年・川崎Fの3例しかなく、クラブにとっては史上初の快挙だ。ペトロヴィッチ監督は「最近は皆、前線に行く。私が少し攻撃意欲を止めにいかないといけないのかもしれない」とご満悦だった。

 口火を切ったのは原口だ。前半17分、興梠からのパスを受けて左足でネットを揺らした。2戦連続の今季6得点目。ロンドン五輪世代で代表初選出された工藤の目前で意地の一発を叩き込んだ。視察に訪れた原技術委員長も「今回は(代表に)選ばれなかったけど何かあった時には取って代われる」と絶賛。原口は「まだ判断を良くしないといけない。もう少し行けそうな場面もある」と負けん気の強い顔を見せた。

 後半23分にはマルシオ・リシャルデスがクラブ史上アウェー通算500点目のメモリアル弾も決めた。29日にはリーグ中断前ラストとなる仙台戦が控える。ラストも華々しく勝利し、2位浮上でリーグ後半戦につなげる。

 ≪2試合合計も史上最多≫浦和が前節(18日)の鳥栖戦(○6―2)に続き2試合連続で6得点をマークした。これまでの浦和の1試合最多得点は7得点(4回)だが、2試合連続の6得点以上はクラブ史上初。浦和の6得点以上はJ1では通算8回目。柏戦は96年、05年にともに○7―0があり、6得点以上が今回3回目とゴール量産の多いカードだ。また、これまで2試合合計では10得点(J1で3回)が最多だったが、12得点でこれも上回った。

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2013年5月27日のニュース