乾を倒して…ボルフス長谷部、一発退場＆ＰＫ献上

＜フランクフル・ボルフスブルク＞前半、乾貴士（右）を倒し、ＰＫを与える長谷部誠

ブンデスリーガ最終節 フランクフルト２―２ボルフスブルク

（5月18日）
　ボルフスルクの長谷部誠が今季最終戦で退場処分を受けた。２―０の前半３５分にペナルティーエリアに進入した相手ＭＦ乾貴士を後方から倒して一発退場。日本代表のチームメートの決定機を阻止してＰＫを献上するという予想外のプレーでピッチを去り、チームは１点差に詰め寄られた。

　去就が注目される中、１６日付の地元紙で「監督に一緒に続けたいと言われてうれしい。自分も望んでいる」と残留に前向きな発言をして臨んだ最終戦は不本意な幕切れ。乾は再三好機を逃したが、フランクフルトは終盤に追いついて引き分けに持ち込み、６位で来季欧州リーグ出場が決まった。