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浦和、8年ぶり6発大勝 ザック監督に猛アピール

[ 2013年5月19日 06:00 ]

<浦和・鳥栖>後半、ヘディングでゴールを決める興梠

J1第12節 浦和6―2鳥栖

(5月18日 埼玉)
 日本代表のザッケローニ監督の目の前で大量6発の花火が上がった。05年10月15日・柏戦(7―0)以来8年ぶりの6得点。浦和が2連勝を飾り、3位をキープした。

 ノロシは前半26分のMF阿部だ。PKをド真ん中に蹴り込んで先制点。後半4分には代表復帰を目指すDF槙野が今季2点目を挙げると、興梠も2戦連発。FW原口も今季5得点目で続いた。そして後半44分にはDF那須がDF登録選手としては岩政(鹿島)に並ぶトップタイの公式戦4試合連続得点でダメ押し。最後はMF矢島のリーグ初得点で締めた。

 那須はかつて浦和で同じ背番号4を背負ったDF闘莉王(名古屋)を引き合いに「トゥー(闘莉王)には負けていられない。次節・柏戦で新記録?そうですね」と闘将へのライバル心と、DF選手では前人未到の5戦連発を見据えた。この試合から“誰決めるの?”“槙野でしょ”、“いつ決めるの?”“今でしょ”と刺繍(ししゅう)されたスパイクを履いた槙野は「各ポジションで得点が取れるのが浦和の強み」と刺繍通りの活躍に笑み。“ザックさん、誰、呼ぶの?”“槙野でしょ”と言わんばかりの顔だった。

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