大宮、連勝ストップ！仙台に敗れ、不敗記録２１で止まる

仙台に敗れてＪ１連続不敗記録が２１試合で途切れ、肩を落とす大宮イレブン

Ｊ１第１１節 仙台２―１大宮

（5月11日 ユアスタ）
　首位の大宮は、１０位の仙台と対戦し１―２で敗戦。クラブの連勝記録は７、Ｊ１記録の不敗記録は２１でストップした。

　大宮のベルデニック監督にとっては、０３年９月から０４年１１月まで指揮した古巣との一戦。開始早々の７分、ホームの仙台が先制点を挙げる。
　
　右ＣＫからＤＦ渡辺とＤＦ角田がつなぎ、ボールを受けたＤＦ蜂須賀がエリア外からミドルシュート。このボールがエリア内で待ち鎌えるＦＷ赤嶺の足元に渡ると、巧みなトラップから冷静に流し込んだ。

　さらに同４４分、ＦＷウイルソンが見事な個人技で追加点を挙げる。左サイドでパスを受けると、スピードに乗ったドリブルで相手をかわしエリア内に進入。右足で今季４点目を決めた。

　２点を追う大宮は、後半２０分に待望のゴールが生まれる。右サイドのＤＦ菊池が前線へロングパスを送ると、相手ＤＦがクリアミス。このボールを拾ったＦＷノヴァコヴィッチが、エリア内へ走り込むＦＷズラタンにパス。このお膳立てからズラタンがしっかり決めて１点差とした。

　その後は、同点を目指して攻めに出るも、守備を固めた仙台から得点を挙げることが出来ず１―２のまま試合終了。

　大宮は、２１戦連続不敗記録前の最後の敗戦は昨年８月２５日の仙台戦。それ以来の再戦で、記録ストップとなる敗戦を喫した。

　仙台は、手倉森監督が「反攻の月」とした５月に２連勝。ＡＣＬは１次Ｌ敗退したものの、リーグ戦での巻き返しへ再スタートを切った。