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アストンビラ主将ペトロフ、白血病と闘うも現役引退を決断

[ 2013年5月10日 06:00 ]

 アストンビラのブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフ(33)が9日、現役引退を表明した。昨年3月に急性白血病と診断され、長期離脱中だった。

 ペトロフは06年夏にセルティック(スコットランド)からアストンビラへ移籍すると09年にはキャプテンに就任。白血病の診断後は復帰を目指し闘病生活を続けていた。治療によって順調に回復へと向かい、スタジアムに家族と観戦に訪れるなど日常生活は取り戻していた。サポーターも試合中にペトロフの背番号と同じ19分が経過すると1分間拍手をするなどのエールを送っていたのだが、再び選手としてプレーすることはかなわなかった。

 クラブ公式サイトを通し、ペトロフは家族やクラブ、選手たちやファンなどあらゆる人々への感謝を述べるとともに、同じ病に苦しむ人々の支援を行っていくと表明している。

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2013年5月10日のニュース