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浦和 1次突破に望みつなぐ、阿部が勝ち越し弾!PK失敗帳消し

[ 2013年4月24日 21:23 ]

浦和―広州恒大 後半、勝ち越しゴールを決めた阿部(22)と喜ぶ槙野(5)、興梠(30)ら浦和イレブン

ACL1次リーグF組 浦和3―2広州恒大

(4月24日 埼玉)
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は23日、各地で1次リーグ第5戦が行われ、F組の浦和はホームで広州恒大(中国)と対戦、3-2で勝った。浦和は2勝1分け2敗の勝ち点7とし、最終戦での1次リーグ突破に望みをつないだ。広州恒大は3勝1分け1敗の勝ち点10のまま。広州恒大は2位以内が確定し、突破が決まった。F組2位の全北(韓国)はムアントン(タイ)を2―0で下し、勝ち点9。

 浦和は引き分け以下なら1次リーグ敗退が決まる可能性もある一戦。現在、ACL通算10得点で野沢(鹿島)とともに日本人最多得点に並ぶFW興梠は「引き分けでも駄目。でも、ゼロに抑えれば1点は取れる相手」と力強く逆襲を誓っている。

 試合は浦和のキックオフで前半開始。

 7分、浦和は連続して左CKをMFマルシオ・リシャルデスが蹴るが守備に阻まれる。15分、広州恒大MFコンカのミドルシュートはGK加藤がセーブ。

 16分、浦和MF平川が右サイドからシュートも弱くGKがキャッチ。20分、左CKをMFマルシオ・リシャルデスが蹴るがまたも守備に阻まれる。

 24分、浦和にPKのチャンスもMF阿部がポストに当てて外す。36分、広州恒大が自陣で奪ったボールがFWバリオスに渡り、GKをかわして楽々先制ゴール!

 41分、浦和MFマルシオ・リシャルデスがシュートもゴール右に外れる。そのまま広州恒大リードで前半終了。

 後半は広州恒大のキックオフで開始。広州はFWガオ・リンに代わりロン・ハオが入る。7分、浦和FW興梠がクロスから返ってきたボールをゴール前できっちり捉えて同点ゴールを決めた。

 18分、浦和MF阿部が左に切り込んだDF槙野にパス、走り込んだ阿部にボールが返り、ゴール右に鮮やかな勝ち越しゴール。PK失敗の汚名返上。

 21分、浦和FW興梠が倒されPKのチャンス。MFマルシオ・リシャルデスがゴール左に決め貴重な追加点。27分、判定に不満の広州恒大リッピ監督がペットボトルを蹴り飛ばし退席処分に。

 41分、広州恒大FWムリキがゴールに入れたが、オフサイドで取り消し。その後判定が覆りゴールが認められ1点差に。41分、浦和FW興梠に代わり阪野が、MF宇賀神に代わり関口が入る。

 43分、浦和MF阿部に代わり山田が入る。

 試合はそのまま終了。3-2で浦和がものにした。

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