大宮、堅守にほころび…決勝トーナメント進出厳しく

後半、先制ゴールを決め、チームメートと抱き合って喜ぶ大宮・清水慎（右から２人目）

ナビスコカップ１次リーグ第５節第１日 大宮２―３清水

（4月23日 ＮＡＣＫ５）
　大宮は持ち前の堅守にほころびが出た。後半はカウンター攻撃の応酬となり、清水のバレーに何度も守備ラインを突破された。ベルデニック監督は「自分たちのゴールに近づけない守備ができなかった。スピードのある選手をマークできなかった」と敗因を述べた。

　勝ち点６で足踏み。１試合しか残っていない大宮にとって決勝トーナメント進出は厳しくなった。指揮官は「リーグ戦とカップ戦の二つを戦い抜くには、自分たちの力はまだ十分ではない」と諦めた様子だった。