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「俺らが悪いのかなと…」大久保 チームを救った移籍後初2発

[ 2013年4月21日 12:22 ]

<川崎F・仙台>仙台に勝利し、拡声器を使ってサポーターにあいさつする川崎F・大久保
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J1第7節 川崎F4―2仙台

(4月20日 等々力)
 川崎Fがホームで仙台を4―2で下し、今季リーグ戦初勝利。今季、神戸から加入した元日本代表FW大久保嘉人(30)が先制とダメ押しの2ゴールを決めた。

 大久保は開幕から6戦未勝利のチームにあって、「(移籍してきた)俺らが悪いのかなと思っていた」。敗れれば風間八宏監督(51)の進退問題も含め“テコ入れ”が迫られる可能性があった一戦。移籍後初の1試合2得点という形で、自らの、そしてチームの力を証明してみせた。

 18日の練習前には異例の緊急ミーティングで、庄子GMから叱咤(しった)激励された。その夜、中村主将ら年長選手が音頭を取り、決起集会を開催。川崎市内の焼き肉店でテーブルを囲みながら思いの丈をぶつけ合って、結束を深めた。「もう一回気を締め直そうと。雰囲気は良くなったし、まとまりました」(西部)。全員の思いを代弁したのが大久保の右足だった。

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