主力級招集困難…東アジア大会Ｕ２０“２軍”で参加

　サッカー協会がＵ―２０日本代表で参加する方針を固めていた１０月の東アジア競技大会（中国・天津）に、Ｕ―２０世代の“２軍”で臨むことが濃厚となった。

　１６年リオデジャネイロ五輪を目指すチームの立ち上げとなるが、リーグ戦、ナビスコ杯と日程が重複するため、Ｊクラブの主力クラスの招集が困難なため。協会関係者は「選手を派遣するかどうかは各クラブの判断に委ねられる。Ｊで試合に出ている選手の招集は難しいので、大学生を含めて幅広く選手を選ぶ必要がある」と説明した。１２年ロンドン五輪で４強入りした関塚ジャパンもチーム発足となった１０年１１月のアジア競技大会にＪクラブの主力を除くメンバーで出場。当時は雑草軍団と言われながら優勝を果たしており、今回も奮起が期待される。