大久保に続き…川崎Ｆ憲剛左内転筋痛で仙台戦欠場も

Ｊ１第７節 川崎Ｆ―仙台

（4月20日 等々力）
　川崎Ｆの日本代表ＭＦ中村憲剛（３２）が２０日の仙台戦を欠場する可能性が出てきた。左内転筋を痛めており、１６日の練習ではピッチに姿を現さず、室内での治療に専念した。

　３日のナビスコ杯磐田戦で負傷し、その後は６日の湘南戦、１３日の横浜戦と痛みを押して出場を続けていたが、本来のパフォーマンスを見せられなかった。「しっかり治さないと、チームにとっても自分にとっても一つもいいことがない」と完治を最優先させることを決断した。仙台戦についても「流れに任せます。復帰は遠い未来じゃないけど、時期を見誤らないようにしないと」と痛みが残っていれば欠場する見込みだ。元日本代表ＦＷ大久保嘉人（３０）も腰痛のため離脱中。この日も練習を回避しており、欠場する可能性が高い。大黒柱２人を欠くとなれば、開幕から６試合未勝利（３分け３敗）と窮地に立たされているチームにとって、さらなる試練の一戦となる。