ガンバ岩下Ｖ弾で快勝　守備にも修正　浮上のきっかけつかむ

Ｊ２第８節 Ｇ大阪１―０山形

（4月14日 ＮＤスタ）
　Ｇ大阪がＤＦ岩下の決勝点を守り、１―０で山形を撃破。今季３勝目を飾り、勝ち点を１４に伸ばした。圧倒的な攻撃力で試合を支配。終盤は失速したものの、組織的な堅守で得点を許さず。課題の守備にも修正が見られ、浮上のきっかけをつかんだ。

　ガンバが試合巧者ぶりを発揮し、ゲームを支配した。前半２１分、ショートコーナーからＭＦ遠藤がゴール正面に絶妙クロス。ＤＦ岩下がゴール前での空中戦を制し、ヘディングシュートでネットを揺らした。「ヤットさんのボールが良かった。決められてよかった」。岩下は前節７日の東京Ｖ戦では右ヒザ上を打撲。出場が危ぶまれていたが、先発起用が的中した。長谷川監督からは「セットプレーで１点決めていこう」との指示があったという。
　ＭＦ家長、ＤＦ藤春らが追加点を狙ったが惜しくも決め切れず。ＦＷレアンドロは決定力を欠いた。
　チームは中２日で１７日に松本戦（万博）、２１日に富山戦（富山）を控える。「勢いをつける意味でいいゲームになった。連勝していきたい」と意気込んだ。