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神戸、一発レッドで首脳陣も連帯責任 第1号はポポ

[ 2013年4月12日 06:00 ]

 勝利の美酒だけでなく痛みもともに分かち合う。J2神戸の安達監督は11日、7日の山形戦(ノエスタ)で退場したFWポポに罰金を科すと同時に自らを筆頭としたチーム首脳陣も連帯責任で罰金を払う意向を示した。今季は一発レッドに対し最大100万円を徴収するルールを設定。山形戦の後半42分に両足裏を見せたタックルで一発退場したブラジル人FWがその最初の事例となった。

 ただ今回は1試合の出場停止にとどまるなど悪質性は少ないと判断したため満額は科さないつもり。さらに指揮官は前日10日に強化部と話し合い、自らの責任も問うことを決めた。「ポポが決めていい思いをすることもあるし、いい時だけ乗っかっていいのか。自分自身(の指導)も足りなかった」と反省を口にした。具体的に誰がいくら払うかは今後詰める予定だが、J2首位を走るクラブに緩みはない。

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2013年4月12日のニュース