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待望のケネディ復帰も…名古屋、決め手欠きドロー

[ 2013年4月11日 06:00 ]

<名古屋・大分>後半、ヘディングでゴールを狙うケネディ

ナビスコ杯予選リーグB組 名古屋1―1大分

(4月10日 瑞穂陸)
 ナビスコ杯予選リーグ、名古屋は大分と1―1で引き分け、同組2位を守った。

 ふがいないドローだった。直近のリーグ戦から先発9人を入れ替えた大分に対し、名古屋は前線に若手を起用したぐらいのほぼベストメンバー。しかし序盤から劣勢に回り、前半19分には闘莉王と増川の動きが重なったスキを突かれ、大分の森島に先制点を許す。後半に入ると汚名返上に燃えた闘将がPKを獲得。自ら決めて22分に同点に追いついたが、その後は決め手に欠けた。

 グループ首位浮上をみすみす逃し、ストイコビッチ監督の怒りも収まらない。「満足できない。若手のことは私に聞かないでほしい。(失点は)闘莉王と増川のミス」と不満ばかりが口をついた。一方で、腰痛に苦しんだケネディが昨年9月29日の新潟戦以来となる公式戦復帰。後半22分から登場するとその3分後に得意のヘッドで相手ゴールを脅かした。「きょうが第一歩だ」と感慨深げに話したエースが、停滞するチームを立て直す。

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2013年4月11日のニュース