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バイエルン ブンデス史上最速V!独初の3冠獲り狙う

[ 2013年4月8日 06:00 ]

サポーターからトロフィーの模型を渡されるバイエルンMのリベリ

ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン1-0フランクフルト

(4月6日)
 ブンデスリーガ第28節の6試合が6日に行われ、バイエルン・ミュンヘンが史上最速Vを決めた。敵地で日本代表MF乾を擁するフランクフルトを1―0で下して11連勝。2位ドルトムントに勝ち点20差をつける独走で、最多記録を更新する3季ぶり23度目のリーグ優勝を飾った。第28節での優勝決定は、バイエルンMの第30節(72~73年、02~03年)を更新した。

 気温6度の寒空の下、胴上げで5度宙に舞ったハインケス監督は「こんなに寒い時期に王者になったことはないな」と春到来前の最速V決定に笑顔を見せた。新記録の開幕8連勝から独走し続けての優勝。その源は選手層の厚さ。昨季リーグ2位の26得点を挙げたドイツ代表FWゴメスも控えに回った。誰が出ても戦力が落ちない。リーグ最高のボール支配率61%で相手を圧倒し、失点数も新記録ペースのわずか13。今季限りで勇退し、来季からグアルディオラ氏に後を託す67歳の指揮官は「欧州CLとドイツ杯も勝ちたいね」とドイツ史上初の3冠を見据えた。

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