ネルシーニョ監督「タイミング早かった」退場判定を嘆く

＜柏・名古屋＞前半、相手選手に囲まれる名古屋・小川（中央）

Ｊ１第５節 柏３―３名古屋

（4月6日 柏）
　柏はカウンター攻撃で主導権を握り２―１とリードしたが、前半ロスタイムに栗沢が２度目の警告を受けて退場。後半は一転して防戦主体になった。

　その中でも「守備を敷き、カウンターに備えた」というネルシーニョ監督の狙い通り、２―２の後半１８分に工藤の得点で勝ち越した。しかし、その後は押し込まれて再び同点とされ、引き分けるのが精いっぱいだった。

　指揮官は「悪天候で接触が多くなることは分かっていたはず。審判はカードを出すタイミングが早かったのではないか」と試合展開を左右した栗沢への判定を嘆いた。

　▼柏・田中　前半はいい形で逆転できた。勝つ雰囲気はあったけど、名古屋は簡単に勝たせてくれる相手じゃなかった。チャンスを外したことに悔いが残る。