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大分、遠い白星も「この世が終わるわけじゃない 前を向いて戦う」

[ 2013年4月6日 18:47 ]

大分を破り喜ぶ甲府・土屋(中)

J1第5節 大分0―1甲府

(4月6日 大銀ド)
 大分は攻守でミスが響いた。開幕5試合を終え、いまだ勝利は遠い。決勝点を与えた場面では、直前の相手CKでこぼれ球の処理を誤り、甲府にボールを渡したことが失点につながった。田坂監督は「選手に隙を見せた方が負けると話したが、その一瞬の隙を突かれた」と唇をかんだ。

 攻撃で象徴的だったのは前半43分。相手がオフサイドトラップをかけ損なって迎えた好機を、パスミスであっけなく逸した。高松は「僕らFWが決めていれば、勝てていた試合」と悔やむ。

 J1昇格組同士の一戦で、初勝利のチャンスだった。指揮官は「この世が終わるわけじゃない。前を向いて戦う」と悔しさを押し殺した。

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2013年4月6日のニュース