Ｃ大阪　15年ぶり開幕４連勝逃す　またもや仙台に勝てず

後半６分、Ｃ大阪・柿谷（右）は同点ゴールを決め喜ぶ

Ｊ１第４節 Ｃ大阪１―１仙台

（3月30日 長居）
　１５年ぶりの開幕４連勝を狙ったＣ大阪だったが、１０年以降４分け４敗と相性の悪い仙台から勝ち点３を奪えなかった。

　Ｃ大阪は新井場、丸橋の両サイドバックのクロスを中心に、サイド攻撃を展開するが、仙台の落ち着いた守備に跳ね返される。

　前半３２分、仙台ＤＦ田村のクロスが、ペナルティーエリア内でＤＦ丸橋の頭に当たると、ボールはそのままゴールに吸い込まれて、オウンゴールで失点。

　１点を追いかけるＣ大阪は後半開始から、縦に速い攻撃をしかける。同６分シンプリシオがドリブルで持ち込むと、パスを受けたＦＷ柿谷のシュートがゴール右に決まり、追いつく。

　その後はスピードの早い展開で、両チームともに何度か好機をむかえるが、得点にいたらず引き分けに終わった。

　リーグ戦初ゴールを期待されたＣ大阪の１８歳ＭＦ南野は、スタメン出場するも目立ったシーンはなく、後半２６分に交代した。