理事定年制、任期制限など総会で議論　ＦＩＦＡ理事会

　国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は２０、２１日にスイスのチューリヒで理事会を開き、金銭絡みの不正疑惑が相次ぐ状況を改善するための組織改革の一環として、理事の定年制や任期制限などを５月にモーリシャスで開く総会に諮ることを決めた。

　ワールドカップ（Ｗ杯）本大会の開催地を理事投票で決定する現行方式から総会で全加盟協会による投票で決める方式に規則変更することや、ＦＩＦＡの役職に就く人物に事前の身辺調査を実施することも提案する。

　また女性理事を追加で２人選出し、３人とすることも総会に求める。（共同）