セレッソ南野　ニューヒーロー賞獲りに意欲

　Ｃ大阪は１９日、ナビスコ杯・名古屋戦（２０日、瑞穂陸）に備え、大阪市此花区のグラウンドで紅白戦などを行った。

　同杯といえば、最も活躍した２３歳以下の選手に贈られるニューヒーロー賞が若手の登竜門的な位置づけとされている。プロ１年目で先発に定着している１８歳のＦＷ南野は「結果を出し続ければ自然と付いてくる。ファイナリストを目指しているので、まずはチームの勝利」と初優勝とともにクラブ初となる個人賞にも照準を合わせた。

　ライバルはチーム内にいると言っても過言ではない。扇原や山口だけでなく、プロ８年目のエースＦＷ柿谷も９０年１月３日生まれの２３歳で権利を持つ。本人は資格外と思っていたようで「オレも意外と若いんや」と笑った。きょう２０日の名古屋戦では有資格選手が５人も先発予定。すでにＪで実績を残している先輩が南野の前に立ちはだかる。