×

ナポリの山本絵美 12年度のセリエA最優秀選手に

[ 2013年3月20日 06:00 ]

 イタリア女子1部リーグ・セリエAのナポリでプレーするMF山本絵美(31)が、12年度のセリエA女子最優秀選手賞に選出された。

 一年を通じて活躍した監督や選手、クラブ幹部らに贈られる「アリ・デッラ・ビットリア」という由緒ある賞で、男女通じて日本人選手が同賞を獲得するのは今回が初の快挙。27日に表彰される。

 山本は08年に所属の田崎ペルーレが休部となったことで米国に渡り昨年ナポリに入団。10試合で5得点を挙げる活躍が認められた。山本は地元イタリアのテレビインタビューで「ナポリは素晴らしい場所。みんな優しいしここでプレーできてとても幸せです」と話している。MFながらストライカー並みの得点力を誇っており、今後再び日本代表に招集される可能性もありそうだ。

 ◆山本 絵美(やまもと・えみ)1982年(昭57)3月9日、神奈川県三浦市出身の31歳。小1でサッカーを始め、中学で横須賀シーガルズFC、高校卒業後に田崎ペルーレFCに入団し、シカゴ、LAパリブルースを経て12年にナポリ入り。日本代表は22試合で5得点。04年アテネ五輪出場。1メートル58、52キロ。

続きを表示

2013年3月20日のニュース