×

ヨルダン協会会長は“中東のドン” 審判にホーム寄り判定傾向

[ 2013年3月19日 08:39 ]

ドーハで練習する(左から)乾、香川。右端はザッケローニ監督
Photo By スポニチ

 W杯アジア最終予選ヨルダン戦(26日)を控える日本代表は18日、親善試合カナダ戦(22日)を行う事前合宿地のドーハに到着。初練習を行った。勝てばW杯出場が決まる一戦で、露骨な“ヨルダン寄り”の判定が予想されることが判明。複数の関係者によると、ヨルダン協会のアリ・フセイン会長はFIFA副会長も務め、中東で絶大な権力を誇る。視察する試合では主審のジャッジが公平性を欠く傾向が強いという。

 実際にヨルダンは今回のW杯アジア最終予選でアウェーでは3戦全敗ながら、ホームでは1勝1分けと無敗を誇る。昨年9月11日のオーストラリア戦(アンマン)では後半3分に微妙な判定で得たPKを決めて先制。“アンマンの笛”を追い風に先手を取ったことで試合を有利に運び、2―1で金星を挙げた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年3月19日のニュース