香川　Ｗ杯出場が第一「トップ下こだわらない」

ドーハに到着した日本代表の香川

Ｗ杯アジア最終予選グループＢ 日本―ヨルダン

（3月26日 アンマン）
　香川真司はトップ下へのこだわりを一時封印して、カナダ、ヨルダン戦に臨む。本田の負傷離脱を受けて、中村とともにトップ下の有力候補に挙がるが「（ポジションは）監督が決めること。与えられた位置で自分のできるプレーをやりたい」と強調した。

　ザックジャパンでは本職ではない左ＭＦが主戦場。これまでは一貫して「トップ下でプレーしたい気持ちは強い。それは譲れないところ」と主張を続けてきたが、５大会連続のＷ杯出場が懸かる大一番を前にチームプレーに徹する。１７日に２４回目の誕生日を迎え、大人の一面を見せた形。ブラジル行きのチケットを自らのバースデープレゼントにする。