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ガンバ 次節へ不安ドロー…遠藤、今野代表合流で2試合欠場

[ 2013年3月18日 06:00 ]

<G大阪・横浜FC>後半、ペ・スンジン(左)と競り合う今野

J2第3節 G大阪0―0横浜FC

(3月17日 万博)
 ホーム初白星は、またもお預けとなった。J2第3節は各地で11試合があり、G大阪は横浜FCとスコアレスドローに終わった。26日にW杯アジア最終予選ヨルダン戦を戦う日本代表に選出されたMF遠藤保仁(33)とDF今野泰幸(30)は試合後、カタールでの代表合宿へ出発。主力2人が不在となる次節以降の2試合に不安が残った。

 今野の言葉がガンバの戦いぶりを象徴していた。「引き分けが妥当かなと思う」。開幕戦以来となるホームでの一戦で決定機すらほとんど作れず、今季初のノーゴール。長谷川監督が「攻撃力を買った」という今野のボランチ起用も思ったほど機能せず、後半にいたってはシュートわずか2本だった。

 遠藤は「うまくボールが回らず、選手同士の距離感ももう一つだった」と反省。今野も「相手のプレッシャーを受けて慌ててしまったところがあった」と唇をかんだ。

 代表組不在となる20日のアウェー熊本戦、24日のホーム千葉戦に向けて不安が募る一方で、収穫もあった。今野に代わってセンターバックとしてリーグ戦デビューした19歳DF西野はミスもあったが、無失点に貢献。右足首の負傷で出遅れていたDF加地も今季公式戦初出場を果たした。

 遠藤は不在となる2試合について「僕はスタッフと選手を信じている。勝ち点6を取ると思う」と明言。今野は「監督の下で、全員が共通意識を持ってやっているので大丈夫」と言い切った。代表戦での活躍を誓う2人を安心させるためにも、次節の勝利は絶対に譲れない。

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