×

広島 判定に泣く…“幻のゴール”でスコアレスドロー

[ 2013年3月18日 06:00 ]

<広島・鹿島>後半、塩谷の得点がノーゴールとなり、抗議する広島・佐藤寿(右端)

J1第3節 広島0-0鹿島

(3月17日 Eスタ)
 第3節の残り1試合が行われ、昨季王者の広島はホームで鹿島と対戦。ゴールネットを揺らしながら、相手のアピールを受けて審判がオフサイドと判定する場面もありスコアレスドローに終わった。Jリーグは日本代表のW杯アジア最終予選に伴い一時中断。ナビスコ杯を挟んで、次節は30日に開催される。

 響き渡るゴールの歓声は一転、大ブーイングに変わった。0―0の後半33分、広島・塩谷がゴールネットを揺らすも、鹿島側のアピールを受けた審判員はオフサイドと判定。結局、引き分け、ホームの公式戦は3試合でいまだに白星がない。

 ゴールが幻となった場面、森保監督はベンチ前で両腕を広げた。塩谷のシュートの先にいた千葉がプレーに関与したと判断されたが「千葉はただ球をよけただけ。あれはゴールだった」。やりきれない表情を浮かべた。

 ACL北京国安戦から中3日。過密日程による疲れから何とか後半に持ち前のリズムを取り戻しただけに、微妙な判定が痛かった。リーグ戦ではゴールがない昨季得点王の佐藤は「よりタフに、強くならないと」と表情は険しい。前年の覇者が苦しんでいる。

続きを表示

この記事のフォト

2013年3月18日のニュース