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マラドーナ氏 新法王祝福“神の手のおかげ”

[ 2013年3月15日 06:00 ]

 世界約12億人のカトリック信者の頂点に立つ新たなローマ法王を決める枢機卿らによる選挙(コンクラーベ)は13日夜(日本時間14日未明)、第266代法王にアルゼンチンの首都ブエノスアイレス大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)を選んだ。新法王は「フランシスコ1世」を名乗る。世界最大のカトリック人口を抱える中南米から初の選出。厳格な規律で知られる修道会、イエズス会出身の初の法王でもある。共同電によるとアルゼンチン出身のサッカーの元スーパースター、マラドーナ氏はイタリア紙メッサジェロに「“神の手”がアルゼンチン人の法王を運んできた」と歓迎のコメントを寄せた。現役時代の86年W杯メキシコ大会で、ヘディングに見せかけて手を使って得点、「神の手」ゴールとして有名になった。「祖国ではサッカーの神様はアルゼンチン人だといわれており、今や法王の出身国にまでなった」と喜んだ。

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2013年3月15日のニュース