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パリSG 18季ぶり8強!名将の采配的中、ベッカムはベンチ…

[ 2013年3月8日 06:00 ]

<パリSG・バレンシア>後半21分、同点ゴールを決めたラベッシ

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合が6日に行われ、パリSGがホームでバレンシアと1―1で引き分け。2戦合計3―2で、18シーズンぶりとなるベスト8進出を果たした。1月に加入したMFデビッド・ベッカム(37)はベンチで出番がなかった。また、ユベントスはセルティックに2―0で快勝し、2連勝でこちらは7季ぶりの8強入りを決めた。

 ACミランで2度欧州CLを制した名将の決断が同点弾を呼んだ。敵地で2―1で勝利して迎えたホームで後半10分に先制点を奪われ、アンチェロッティ監督は「失点して目が覚めた」。2戦合計2―2となったが、まだアウェーゴール数では上回っている。守って逃げ切るべきか、点を取りに行くべきか。交代カードで頭にあったのはボランチのMFベッカムか、FWのフランス代表ガメイロだったが「攻撃にエネルギーを加えたかった」と失点から3分後に後者を選択。采配は的中し、後半21分にガメイロの突破からFWラベッシのゴールが生まれ、準々決勝進出を決定づけた。

 8強進出はジョージ・ウェア、ライーらを擁して4強入りした94~95年以来。第1戦で退場し2試合出場停止のFWイブラヒモビッチを準々決勝第1戦でも欠くことになるが、指揮官は「どこまで行けるか誰も分からない。しかし最後まで戦い抜く」と頂点を見据えた。

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2013年3月8日のニュース