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マンU 守備重視が“裏目”香川出番なしでCL終戦…

[ 2013年3月7日 06:00 ]

後半11分、一発退場を宣告されたマンチェスターUのナニ(左から2人目)

欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 マンチェスター・ユナイテッド1-2レアル・マドリード

(3月5日)
 マンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司は2日のノーリッジ戦でハットトリックを記録して最高の状態で大一番を迎えたが、チームが守備重視の戦いを選択したため、ルーニーとともにベンチスタート。後半からウオームアップを開始したが、出番はなかった。ドルトムント時代に続く、自身2度目の欧州CLは16強で終戦。試合後は無言でスタジアムを後にした。

 微妙な判定が勝負を左右した。1点リードで迎えた後半11分にナニがアルベロアと衝突。クリアボールを拾おうとして高く上げた右足が胸に入った。意図的なラフプレーには見えなかったが、まさかの一発退場。数的不利になったチームは後半21、24分に立て続けに失点した。納得がいかないファーガソン監督は取り乱し、試合後の記者会見を欠席。代役として出席したフェラン・コーチは「戦術に間違いはなかったが、マドリードを相手に10人で戦うのは難しい」と肩を落とした。

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