マンＵ、レアルに逆転負け　８強前に敗退…香川は出番なし

後半１１分、一発退場を宣告されたマンチェスターＵのナニ（左から２人目）

　欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）決勝トーナメント１回戦第２戦の２試合が５日に行われ、レアル・マドリード（スペイン）は敵地でマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）に２―１で逆転勝ちし、２試合合計３―２で準々決勝に進出した。マンチェスターＵの日本代表ＭＦ香川真司はベンチ入りしたが、出番はなかった。

　前半を０―０で折り返し、後半３分にオウンゴールでマンチェスターＵが先制。しかし同１１分、ハイボールを追ったＭＦナニの右足がＤＦアルベロアの胸に入ってしまい、一発退場となった。数的優位を得たＲマドリードは２１分にＭＦモドリッチのミドルで追いつくと、３分後にはＣ・ロナウドが右クロスに合わせて古巣相手に“恩返し”の勝ち越し弾。マンチェスターＵのファーガソン監督はＦＷルーニーらを投入したが得点を奪えず、８強を前に敗退した。

　もう１試合は、ドルトムント（ドイツ）が３―０でシャフタール・ドネツク（ウクライナ）に勝ち、２戦合計５―２で準々決勝進出を決めた。