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神戸 攻撃陣がミス連発…J1復帰へ辛勝発進

[ 2013年3月4日 06:00 ]

J2第1節 神戸1-0徳島

(3月3日 鳴門大塚)
 後半5分にFW小川のゴールで奪ったリードを、最後まで守り抜く。神戸は1年でのJ1昇格に向けて幸先よいスタートを切った。

 最低限のノルマを達成する一方、前途多難を予感させる内容でもあった。昨年J2で15位に沈んだ相手におつきあいするかのように、神戸アタッカーたちはミスを連発。前半45分に得点のニオイはまったくなかった。

 後半からは交代で入ったFW田代が流れを変え、すぐに先制点につながるポストプレーを見せた。しかしなぜかその後チーム全体が受けに回ってしまう。先制アシストの元代表FWも自らはシュート0本に終わり、「あそこで畳みかけないと、後でプレーオフにいくことになる。消化不良でした」と渋面をつくった。

 安達監督の表情にも笑顔はない。「先制点をとった後は雑なプレーが多かった。前線のコンビネーションもできあがっていない。これから1年J2を戦うチャレンジャー精神を忘れずにやりたい」と反省を口にした。ただ、戦力はJ2屈指。J1復帰という使命達成のため1日も早いチーム力の確立が望まれる。

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2013年3月4日のニュース