Ｇ大阪　初Ｊ２は撃ち合いドロー　遠藤　劇的ＰＫ同点弾

　Ｊ２リーグが３日に開幕し、クラブ史上初めてＪ２でシーズンを迎えるＧ大阪が本拠地・万博競技場で京都と対戦。撃ち合いとなった激戦は３―３のドローで、勝ち点１を分け合う結果となった。

　４季ぶりのＪ１昇格を目指す京都は前半２４分、ＤＦ安藤の強烈ダイレクトボレーで先制。ＭＦ駒井のドリブル突破を攻撃の軸に、再三のシュートでゴールを脅かした。

　後半に入るとＧ大阪が２得点を挙げて一気に逆転。ＭＦ遠藤のアシストをＭＦ阿部が決めて同点に追いつくと、２分後にはＦＷレアンドロがエリア内で得たＰＫを自ら決め、逆転に成功した。

　一方の京都も２得点を奪い、シーソーゲームの展開に。後半ロスタイムにはスルーパスに抜け出したＦＷ久保が勝ち越し弾で勝負あったかにみえた。

　しかし、最後まで撃ち合いは止まらず、終了間際にはＧ大阪は主将ＭＦ遠藤が意地のＰＫ弾でドローに持ち込み、かろうじて勝ち点１を拾った。