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浦和 開幕5連敗でストップ!柏木&原口弾で王者を撃破

[ 2013年3月2日 16:06 ]

<広島―浦和>後半、チーム2点目のゴールを決め喜ぶ原口(手前右)ら浦和イレブン
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J1第1節 浦和2-1広島

(3月2日 Eスタ)
 浦和が6年ぶりの開幕戦白星で、13年シーズンの好スタートを切った。アウェーで昨季王者・広島と対戦。前半の立ち上がりからボールを支配し、再三、相手ゴールに襲い掛かった。

 すると前半37分だ。カウンターから左サイドをドリブルで駆け上がった原口がエリア内に切れ込み、相手DFにつぶされながらも後ろに流すと、このボールを拾った柏木が右足でシュート。ゴール左隅に突き刺し、先制点を奪った。

 1点リードで折り返し。ペドロヴィッチ監督は「ボールを支配できたし、取るべくして取った1点だった。(後半のポイントは)運動量、しっかり強い気持ちで最後まで走り切ることが大事」と胸を張った。そして迎えた後半、今度は原口が魅せた。

 後半6分、ファウル後の素早いリスタート、広島DF陣の一瞬のスキをつき、右サイドを上がっていた原口にパスが通る。GK西川と1対1。原口が右足を振り抜くと、ボールはGK西川の手をすり抜け、ネットに吸い込まれた。

 後半10分、広島・森崎浩にFKを直接決められ1点差に詰め寄られたが、最後までリードを守り切った。

 アウェーでのリーグ開幕戦は通算2分け11敗、リーグワースト5連敗中だった浦和。ついに、その“負の歴史”に終止符を打ち、7年ぶりの悲願Vへ好発進した。

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