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なでしこジャパン、アルガルベ杯へ始動 陽子&美南らが合宿

[ 2013年2月25日 17:28 ]

ランニングする川澄(中央)らサッカー女子日本代表

 サッカー女子の国際親善大会、アルガルベ・カップ(3月6~13日・ポルトガル)に臨む日本代表「なでしこジャパン」は25日、千葉県内で合宿を開始し、19歳のMF田中陽(INAC神戸)や18歳のFW田中美(日テレ)ら初選出6人を含む国内組の選手がミニゲームなどで約1時間、体を動かした。

 若手中心の構成で臨む佐々木監督は「全選手に(試合を)経験させながら勝つ」と、アルガルベ杯では選出した23人全員を起用する方針。27歳で最年長のMF川澄(INAC神戸)は「年上ということもあるし、しっかりやりたい」と中心選手の自覚を口にした。

 田中陽は合宿初日にもかかわらず落ち着いた様子で、ミニゲームではゴールも決めた。「自信をもってできた」と笑みを浮かべた。

 3月1日まで練習し、同日夜に日本を出発する。FW大儀見(ポツダム)ら海外組5人は欧州で合流する。ベテランの澤(INAC神戸)や宮間(岡山湯郷)は選出されていない。

 昨年のロンドン五輪銀メダルの日本にとって、アルガルベ杯はことし初の国際試合。1次リーグで6日にノルウェー、8日にドイツ、11日にデンマークと対戦する。

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