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内田 ヨルダン戦出場ピンチ…肉離れ再発で全治不明

[ 2013年2月13日 06:00 ]

右太腿肉離れを再発させたシャルケの内田

 シャルケの日本代表DF内田篤人(24)が右太腿肉離れを再発させ、勝てば予選突破が決まる3月26日のW杯アジア最終予選ヨルダン戦(アウェー)出場がピンチに陥った。

 シャルケは11日、内田が同日に精密検査を受け、肉離れと診断されたと発表した。全治は不明。14年W杯ブラジル大会出場に王手をかけているザックジャパンに思わぬ不安材料が浮上した格好だ。

 ザックジャパンに衝撃が走った。不動の右サイドバック(SB)内田の右足が再び悲鳴をあげた。所属のシャルケが精密検査の結果、右太腿肉離れで全治は不明と発表した。患部は昨年11月に負傷、1度は復帰したものの、同12月15日のフライブルク戦でも痛めるなど再発を繰り返しており、復帰時期は不透明となった。

 内田は6日の日本代表のラトビア戦(神戸)に先発、岡崎の得点をアシストするなど後半17分までプレーした。だが実は、その試合前から患部には違和感があり「もう1度、ひどい負傷をすれば(完治に)3~4カ月はかかると言われた。ビビったら駄目だけど怖さはある」と話していた。結果的には、負傷を悪化させる最悪の事態となった。

 3月26日には勝てばW杯切符が手に入るW杯アジア最終予選ヨルダン戦が待つが、出場は極めて厳しい状況だ。内田は09年6月、岡田ジャパンがW杯南アフリカ大会出場を決めたアウェーのウズベキスタン戦も当日朝、発熱などの体調不良を訴え欠場。宿舎でテレビ観戦するしかなかった。悲運の巡り合わせとなる。

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