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J2相手に無得点…清水 バレー生かせず「攻撃の形できてない」

[ 2013年2月11日 12:28 ]

<清水・松本>バレー(右)は2人のマークがつく中、強引にシュートを放つ

 キャンプ最後の練習試合でも課題は改善されなかった。鹿児島キャンプ中のJ1清水は10日、J2松本と対戦。攻撃の形をつくることができず、0―0に終わった。

 得点の雰囲気がなかった。主力組が出場した前半は、新システムの3ボランチで臨んだ。安定した守備を見せる一方、攻撃は課題と不安を露呈。FWと中盤の距離が空き、相手DFを崩すことができなかった。FWバレー(31)は「チャンスはあったけど、ゴールにつながらなくて残念。チームがスタートして2週間だし、フォーメーションも昨年までと違うので慣れるまでは時間がかかる」。FW高木俊幸(21)も「まだ、これといった攻撃の形ができていない。個人的にはキャンプ中に得点を決めたかったし、チームとしてももっと攻撃のバリエーションを増やす必要がある」と反省を口にした。

 新メンバーが加わり、フォーメーションも昨季と変わった。今季の始動から2週間で、完璧な形をつくり上げることは難しい。それでも、可能性を感じさせる攻撃ができなければ、早めの方針転換も必要になる。

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2013年2月11日のニュース